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一人旅と配偶者・恋人では何が違う?旅行先選び・旅行目的を比較

執筆者の写真: 裕哉 中田
裕哉 中田
9月1日
読了時間: 5分

Hotel&Dataは、独自に実施した旅行・観光アンケートをもとに、「一人旅」と「配偶者・恋人との旅行」で、旅行先選びの重視点や旅行目的にどのような違いがあるかを分析しました。

今回の比較では、2025年12月〜2026年2月の回答から、一人旅102人、配偶者・恋人との旅行170人を対象としています。

旅行先選びでは、「宿泊施設の質」が一人旅20.6%に対して配偶者・恋人45.9%となり、25.3ポイントの差がみられました。

また旅行目的では、「温泉・癒し」が一人旅24.5%に対して配偶者・恋人52.3%となり、27.8ポイントの差がみられています。

配偶者・恋人との旅行では「宿泊施設の質」「食の魅力」が高い

旅行先選びで重視する点について、2つのグループで選択率の差が大きかった項目を比較しました。

配偶者・恋人との旅行の方が高かった主な項目は、

  • 宿泊施設の質:一人旅20.6%/配偶者・恋人45.9%(25.3pt差)

  • 食の魅力:一人旅34.3%/配偶者・恋人47.6%(13.3pt差)

  • 立地・アクセス:一人旅27.5%/配偶者・恋人32.9%(5.5pt差)

でした。

一方、一人旅の方が高かった項目では、

  • 安全・安心:一人旅25.5%/配偶者・恋人21.2%(4.3pt差)

  • 自然や癒し:一人旅34.3%/配偶者・恋人30.6%(3.7pt差)

となっています。

「一人旅 vs 配偶者・恋人|旅行先選びで差が大きかった重視点」の比較グラフ ※数値は四捨五入し表示しているため、差分値が一致しない場合があります。
「一人旅 vs 配偶者・恋人|旅行先選びで差が大きかった重視点」の比較グラフ ※数値は四捨五入し表示しているため、差分値が一致しない場合があります。

特に「宿泊施設の質」で大きな差がみられる一方、すべての項目で配偶者・恋人との旅行が高いわけではありません。

同行者によって、旅行先を選ぶ際に意識するポイントが異なる可能性がうかがえます。

※上記は統計的有意差を示すものではなく、今回のアンケートで観測された選択率の差です。

配偶者・恋人は「温泉・グルメ」、一人旅は「イベント・自然」が相対的に高い

次に、旅行目的(旅行で何をしたいか・どのような体験を求めるか)を比較しました。

配偶者・恋人との旅行の方が高かった主な項目は、

  • 温泉・癒し:一人旅24.5%/配偶者・恋人52.3%(27.8pt差)

  • グルメ・食事:一人旅37.2%/配偶者・恋人56.5%(19.2pt差)

  • 観光・名所巡り:一人旅47.1%/配偶者・恋人64.1%(17.1pt差)

でした。

一方、一人旅の方が高かった項目では、

  • イベント(スポーツ・ライブ・祭り等):一人旅17.6%/配偶者・恋人5.3%(12.4pt差)

  • 自然・アウトドア:一人旅24.5%/配偶者・恋人17.6%(6.9pt差)

となっています。

「一人旅 vs 配偶者・恋人|旅行目的で差が大きかった項目」の比較グラフ ※数値は四捨五入し表示しているため、差分値が一致しない場合があります。
「一人旅 vs 配偶者・恋人|旅行目的で差が大きかった項目」の比較グラフ ※数値は四捨五入し表示しているため、差分値が一致しない場合があります。

今回の回答者では、配偶者・恋人との旅行で「温泉・癒し」「グルメ・食事」「観光・名所巡り」が高い一方、一人旅では「イベント」「自然・アウトドア」が相対的に高い結果となりました。

旅行商品の企画では、年代や所得だけでなく、「誰と旅行するか」も顧客ニーズを考える切り口の一つになりそうです。

「誰と旅行するか」で、商品企画の仮説も変わる

今回の結果からは、たとえば商品企画上の仮説として、一人旅ではイベントや自然体験と宿泊を組み合わせた企画、配偶者・恋人との旅行では食事、宿泊施設そのものの魅力、温泉・癒しなどを組み合わせた企画、といった方向性を検討できます。

ただし、これらは今回の調査によって施策効果が確認されたものではなく、商品企画やマーケティングで検証するための仮説例です。

実際の商品企画では、さらに細かな疑問も生まれます。

「では、50代の一人旅ならどうなのか?」

「高所得層の配偶者・恋人旅行では、宿選びはさらに変わるのか?」

「未就学児連れでは、どのような旅行目的が多いのか?」

こうした条件でも、旅行ニーズAIを使って旅行者データを深掘りできます。

年代・所得・職業・同行者から、旅行目的・予算・予約チャネルまで

Hotel&Dataが実施した旅行・観光アンケートでは、旅行者属性だけでなく、旅行行動や旅行先選びについて複数の項目を取得しています。

顧客を絞り込み・比較する主な条件

年代、性別、居住地、世帯年収、職業、子どもの有無、旅行意向、同行者など

分析できる主なテーマ

行きたい旅行先地域、旅行目的、旅行先選びで重視する点、旅行予算、出発までの期間、予約チャネルなど

「旅行ニーズAIで分析できる主なアンケート項目」の一覧図
「旅行ニーズAIで分析できる主なアンケート項目」の一覧図

年代や性別といった基本属性だけでなく、「一人旅」「配偶者・恋人との旅行」「価格を重視する人」など、旅行スタイルや価値観を起点とした分析にも利用できます。

記事と同じ比較を「旅行ニーズAI」でそのまま質問

「旅行ニーズAI」は、Hotel&Dataが実施した旅行・観光アンケートの一次データを、自然な質問文から分析できるAIチャットサービスです。

今回の記事で紹介した分析も、

「一人旅 vs 配偶者・恋人との旅行で、旅行先選びで重視する点を比較して」

と入力することで確認できます。

「一人旅 vs 配偶者・恋人との旅行で、旅行先選びで重視する点を比較して」と質問した旅行ニーズAIの画面キャプチャ
「一人旅 vs 配偶者・恋人との旅行で、旅行先選びで重視する点を比較して」と質問した旅行ニーズAIの画面キャプチャ

旅行ニーズAIでは、一人旅n=102、配偶者・恋人n=170をそれぞれ集計し、選択率とその差を表示します。

さらに、

  • 「50代の一人旅の旅行ニーズを教えて」

  • 「高所得層の配偶者・恋人旅行では、旅行先選びで何を重視しますか」

  • 「未就学児連れの旅行ニーズを教えて」

  • 「価格を重視する人は、ほかに何を重視している?」

といった質問もできます。

気になる質問をコピーして、そのまま旅行ニーズAIのチャット欄に貼り付けてお試しください。

現在は登録不要・無料のβ版として公開しています。


「旅行ニーズAI」について

旅行ニーズAIは、Hotel&Dataが独自に実施した旅行・観光アンケートの一次データを、自然な日本語で質問して分析できるAIチャットサービスです。

サービスには2025年8月〜2026年2月に実施した6回、計1,764人分の独自調査データを搭載しています。

今回の「一人旅 vs 配偶者・恋人」の比較には、2025年12月〜2026年2月の回答データを使用しています。


調査概要

  • 調査主体:Hotel&Data

  • 調査方法:Webアンケート

  • 調査パネル:Freeasy

  • 調査対象:全国15~79歳

  • 保有調査:2025年8月〜2026年2月、計6回

  • 保有回答数:計1,764人

  • 今回の比較対象期間:2025年12月〜2026年2月

  • 一人旅:n=102

  • 配偶者・恋人との旅行:n=170

  • 本文掲載項目は複数回答

※本結果は回答者の傾向を示す記述集計です。掲載した差は統計的有意差を示すものではなく、市場全体への一般化、因果関係、将来の施策成果を保証するものではありません。

 
 
 

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